休日議会2回目が開催

甲府市議会では、昨日13日土曜日と本日14日日曜日は休日議会と言う事で、それぞれ5人が代表質問一般質問を行っています。
開かれた議会を目指すという事の一環なのですが、私としては傍聴に来てくださる方が増えるのは決して悪いことではない、しかし、開かれた議会の姿が傍聴者の数で決まると考えるのは如何かと思っています。
ちなみに昨日の傍聴してくださった市民の数は開会時60人でした。
第一質問者終了後38人、つまり22人が退席
第二質問者終了後26人、12人退席
第三質問者終了後休憩があり、その後、12人、14人退席
最終質問者終了後には5人の傍聴者が残って聞いていてくださいました。


この数字の結果については皆さんでご判断願いたいのですが、傍聴者の数が議会活性化を表すものではないという事は誰でもわかっていることだと思います。そこで重要なのは質問の中身と答弁の中身ではないでしょうか。
中には難しい行政用語を使うなと言う意見も出ていましたが、役所内で円滑に事務事業を推進するのに必要な行政用語と言うものもあるので、これは一概に否定はできないでしょう。国連でさえ標準的な言葉はフランス語とありますが、実際は英語でのやり取りが多いと聞いています。
私をはじめとして議員がそれぞれの資質を高めることで議会が自然と活性化してくると考えていますし、そうあるために必要な調査研究は十分行った上で議員活動を行うと言う事は当然だと思います。


今回もそうですが、休日議会と言うのは目に見えない経費が支出されてしまいます。
議会事務局職員は言うに及ばず、庁舎管理に当たる職員は傍聴に来ていただいた市民がほかのフロアなどに入らないよう注意して誘導するなど、様々な見えない努力がなされています。また、議場に入っている当局理事者のみならず、質問が予定されている担当の部局職員はそれなりに出勤し、注意深く見守っているなど通常とは違う力が必要になってしまうのです。
それらを考慮したとしても休日議会が意義有る物だと断言できる自信は私にはありません。

本日も昨日同様に膨張してくださった市民の方々の数をお知らせいたします。
色々な事情をすべて考慮し判断しましょう。


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