行政機関の危機管理対策

nonaka122009-10-31

新型インフル、全国規模で流行拡大 1週間の患者100万人超という新聞記事があった。産経新聞の記事なのだが、この1週間に受診した新たな患者数は推計約114万人(前週約83万人)に上り、初めて100万人を上回り、流行が全国規模で本格化しているとみられている。報告数は全都道府県で増加。7月上旬(6日)以降の累計は431万人となった。という内容を書いている、ワクチンの接種も始まったようだが特に人口が集中している地域では深刻な事態になってきているようである。


甲府でも今週初めには全国版で随分と医療関係者のワクチン接種が取り上げられていたが、比較的人口集中地域ではないという「田舎の利点」なのだろうか、この問題についてはそれほど騒がれていない。


今週の視察先の高槻市では、新型インフルエンザ対策として一つの課単位で家族を含め患者が発生した場合は、その課の職員全員が勤務中もマスクの着用が義務付けられているという。実に徹底した危機管理体制である。
実際役所の仕事がインフルエンザで滞ったとでもなれば重大問題、民間の比較ではないのだからその程度の事は当然と考えているのだろうか。環境部環境政策室の職員の方が、調査事項の説明前にきちんとその事を説明してくださったのは言うまでもないが。


こうなるとわが市の対策についても、もう一度検討する必要があるのだろうか。


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