新庁舎の議場

今日「庁舎建設特別委員会」が開かれ、庁舎建設部より新庁舎10階の議会棟の詳細図面が示されました。
私の会派でも議論が戦わされた問題でしたが、議場をぐるりと取り巻くように展望スペースが設置されるとしていました。
しかしこれは却下。
議場の南側がガラスになると「動物園のようじゃないか」という意見が示すとおり、議会中もここから甲府市の姿を見てくださいというものでした。
そもそもこの案には「一番よいスペースを議員が独占する」という発想から出て、もめたものです。
本来最初の構想では議場は低層建物の2・3階を使うというものでしたが、地下駐車場は1台300万円程度かかり、且つ障がい者などが地下からの出入りになると不便をきたすとの理由で地下駐車場を止めて1階駐車場にしたため、エスカレーターなどによってこの議場が使うスペースを市民窓口としてサービスカウンターで使うこととしたのです。
だから天井高が一部高い議場は一番上に持っていかれた。
眺望のためではなかったのですが、一番よい場所とは1・2階の市民窓口ではないのかと思うのですが。
今度は市民が納得しないと、それじゃあ展望スペースを作るという案になったのです。(前回の計画図参照

確かに議場は劇場方式にすると最高天井高が6メートルとなり、建物途中には入りにくくなってしまうのです。
しかし最近の全国的な議会の流れは1問1答、しかも対面式議場ですからイギリスの国会のように向かい合えばそれでよいと思っています。
左側が当局理事者、右側が議員、そして真ん中は議長という風にです。そうすれば傍聴者は両方の人たちの顔色が見え、議場も活性化すると思っていますがいかがでしょうか。


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