質問戦終了

本日で甲府市議会3月定例会の質問戦は終了いたしました。
CATVでご覧になった市民もいたのではないかと思いますが、複雑な思いで終了した質問戦でした。


何が??と思われる方もいらしたのではないでしょうか。
甲府市議会での質問は「事前通告制度」という方式を採用しています。
これは質問原稿を事前に当局に通告しておくのです。
そうする事で、回答に対して中身の一層濃い回答が得られる事が考えられますし、当局でも良い物はどしどし採用してゆくと言う事も考えられます。


議員は質問に対する回答が不十分であった場合など、都合2回まで再質問が出来ると言う仕組みになっているのです。
しかしここが複雑な部分でもあります。
再質問ではなく、議員が要望すると言う形であれば通告の範囲内である程度の広がった部分の事を言うのはかまわないのですが、回答を要求する質問と言うとまったく違ってきます。
つまり最初の範囲を逸脱した質問はできないのです。


当然ですね。
だから事前通告制度なんです。
どうやらこの事を良く理解していない議員(もう10カ月も経過しているのであえて新人とは言いません)が多すぎるのです。
嘆かわしい事態です。
視察での研さんを重ねる事も大切ですが、議会のルールを深く知ることはもっと大切な事でしょう。
これこそまさにその議員の力量という事になりませんか。


嘆いても仕方ない、しっかり!!議員さん〜
ツイートなんかしている場合じゃないぞ!!


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