ゆれる北口

この場所が問題の土地です


この写真は2002年夏、サマーINきたぐちで、今回の問題土地を使ってイベントを行ったときの写真です。
このところ数日間は新聞などのメディアで北口の問題が大きくクローズアップされています。別に今に始まったわけじゃない、平成11年にはTBSうわさのチャンネルという番組が丁度統一選の投票日にこの問題を流したんですから。
そしたらジャパンタイムスは全面に取材記事を載せて、この場所を「地獄の縁に取り残された町」というタイトルで「日本一遅れている開発事業」ということで紹介していました。
私が初当選したときのことです、そしてこの事から「北口地区区画整理事業」と大いに関わってゆく事となっているのです。
本日のICT-Kofuさんのブログで、いろいろな新聞を引用しながらこの記事を扱っています。1月25日付け「県立図書館再論」という記事ですが、大切な事を忘れています。
付け加えておきますね。
そもそも区画整理事業というのは、地権者が集まり、それぞれの土地を提供しながら道路や公園といったインフラを整備し、より快適に済みよい街を作るということなのです。(簡単すぎるか)
そして残った土地については、地権者がそれぞれ責任を持って開発したり、住居にしたりして高度利用をするということになるわけです。今回の北口地区では、山梨県は一介の地権者であり、たまたま行政だからきっと何かの施設などを作ってくれるのだろうという考えを持つことは間違ってはいないことです。しかし、場合によってはそれは売却などで処分される事もあるでしょうし、あるいは事業者である市と共同で周辺の環境整備に使うということもありなのです。
でもそれは市にとっては実にありがたい。つまり市税を使わずして環境整備ができるのですから。
だからついつい「県頼み」となって事業がうまく行かない事もあるのです。
行政と言っても、第三者です。そんなに簡単に市の為だけにオッケイしてくれるわけ無いですよね。
この事が心のどこかにあると、きっとこの事業の県有地部分はうまくゆかないでしょうね。
それより、・・・・とか、何かしっかりした裏づけを持って説得するほうが県も動きやすいと思いませんか。
蛇足でしたね。