新学習拠点整備事業で市長が反論

したと、今朝の新聞に書かれている。
私としては横内知事の考え通り、学習拠点と言うのではなく、図書館を整備するだけではいかがかと問いただしたのに対しての市長の回答は「直球を投げただけ、知事はどう打ち返してくるか」ということであった。
いずれ、今後行われてゆくであろう知事と市長のトップ会談で決まると思ってはいるのだが、次なる対応は「市長としていつ変化球を投げるのか」だろう。
県有地に、県が整備する事業という基本を忘れてはいけないのだから。
その上に、あるいはそれに平行して北口地区の拠点整備事業があるという前提を覆してはいけない。

勿論県と市が十分なる打ち合わせを行いつつ、地元の意向も無視することなく整備を進めていってほしいのだが。
「人が集まる施設は、人が集まるための施設を用意する必要がある」。
つまり今の時代では駐車場と言うことである。
甲府市中心での商店街がさびれてゆく原因の一つが「無料駐車場が無い」というアンケート結果を見てもお分かりになるだろう。
それを考えると、北口の広い場所は意外と広くないのだ。
だからとっても重要な場所であり、ここに対する期待感は大きいものがあって当然である。


もう一つ、知事の公約はそう簡単にはがせるものではないこと。
自らの政治生命にかかわってくるのだから、しっかりと実行するはずだ。

それにしても市長。
知事さんの呼び方気を付けましょう、思わぬ反発を招きかねませんから。