またか、選挙におけるフィッシング詐欺

まがいの発言を聞いてしまった。
私が日頃「甲府市議会議員としてすべての市民のために」と言うフレーズを、「野中さんはこの地区の票はどっちでもいいんだって、他から票を集めるからだそうよ、だったらこの地区の票は○○○さんに上げて頂戴」と言う言葉が飛び交っているそうだ。
これには実際めげることしきりである。
ならばあなたは甲府市民ではないのか、ならば黒平から上九一色までの甲府市全体は一体だれが考えたらよいのか。
これもたびたび発言している私の信条なのですが、だんだん悲しくなってきますね。

たまたま今日のある支援者との話の中で、「道州制」について議論していたところです。
近い将来、ほんの数年先でしょうが道州制になった場合の地方議会の在り方は、今の議会の在り方に警鐘を鳴らすこととなる。つまり地域エゴで構成された地方議会では全体の中で取り残されてしまい、結果としてその地域の選挙民が多大な不利益をこうむってしまうこととなる、と言う議論でした。
おそらく市町村の一単位はもっと拡大されてきて、現在の県議会単位ぐらいの規模となることでしょう。そして道州議会についてはそのエリアが広がり、権限としては国会に匹敵するような議会となってゆくのでしょう。例えば国防・教育と言った世界的な問題は国会の管理下に置かれるが、産業の振興や交通などは道州議会にその権限が移管されてゆくかもしれないという近未来的な話をしてきた直後のことですから、ギヤップはなおさらです。


もっと真剣にこの地域的な問題を議論しましょう、これからの子供たちや孫たちのために一体どうしたらよいのかをです。