バイオ燃料に優遇税制、混合分をガソリン税免除

と言う本末転倒しかねないニュースが入っている。
以下にあるような説が実はもっともなのだが、どうもはき違える人が多くて困ったものだ。


http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ca/11/
[コラム]バイオ燃料が家計を襲う - 日経BP(7月24日)と言う記事で、ファイナンシャルプランナー 神田 理絵氏が書いている。
結論部分は『例えば、ガソリンスタンドとスーパーマーケットが穀物を奪い合うならば、我々は、当然スーパーマーケットの味方をしたい。なぜなら人間は車に乗らなくても生きていけるが、食べ物がないと生きていけない。その大切な食べ物を車の燃料にするなんて「もったいない」からである。バイオ燃料の問題を、シンプルに考えれば、そういうことになる。』
となっているが、ぜひ全文を読んでいただきたい。


但しどうやら日本の事例は別にあるようだ。
以下、面白い取り組みがある。
http://r25.jp/index.php/m/WB/a/WB001120/id/200705101107
わが国では内閣府農水省経済産業省環境省、各地方自治体と様々な業種の企業が協同で進めている。アサヒビール大成建設、ホンダなどがこれに取り組んでいる。
この記事でも『日本は建築廃材や食品廃棄物、食用以外の植物の葉や茎の再利用を推進しているのが特長』としている。
このような取り組みならば大歓迎であるが、それにしても「リサイクルは正しいか」と言う観点でまず物事を見つめる必要がありそうだ。