本会議のテレビ中継

これが結構大勢の市民の方が見ているのです。
しかし一定のルールがあって、甲府市議会ではまだ一問一答と言う形はとられていません。
そこですべての質問事項を一度に質問し、その回答に対しても一度に受けると言う形をとらざるを得ないのです。
これは国会でも同じことなのですか、いちばん市民に誤解されるのが国会の「委員会審議」と市議会の本会議の差ですね。
言って見れば本会議は常任委員会の総括的な役割を持っているのですから、どうしてもセレモニー的な要素が出てしまいます。
代表・一般質問でも、事前通告制と言うものがあり、質問事項を事前に当局に通告することとなっています。
それを受けて当局では答弁書と言うものを作成し、議場で読むこととなっているのです。
実際、この制度がないと広範な多岐にわたる問題で、はっきりとした回答が出来ないのです。
しかし議員には、「自席での第二段の質問」と言う手も残されています。
これは壇上で行った質問に対して答弁が一定の範囲であった場合、「ココは違うぞ」などと言う場合や、回答漏れがあった場合などに自席で二回まで再質問が出来ると言う制度です。
この再質問では当然壇上の質問を踏まえ、得られた当局の回答に対して行うものですから、原稿があるはずがありません。
ここで議員の技量が試されるのです。


これらの事を含んでテレビ中継を見ていると、一層臨場感が出てくると思います。