第23回現代美術「こうふ展」

nonaka122008-03-15


先頃移植された「もみじ」を見に歴史公園へと足を向けました。
先日来ちょっと気になっていたのが公園内にあったいろんな旗さしものやオブジェ。
たまたま行った歴史公園では甲府市歴史公園のオープニングセレモニーを行っていました。
およそ30分ほどもみじを見たり、芝生の付き具合を確認したりと公園内を見て回りました。
公園内におかれたオブジェを見て、「これを芸術と見るかそうでないかはその人の判断による」と言う教育委員長のあいさつも聞こえたのですが、オープニングが終わりそれぞれのオブジェでは作成者を囲むマスコミでいつになく華やいで見えました。


しかし、この公園の中でも一番芝生の付き具合が悪い南西の斜面はそこから上の段にある発泡スチロールで作られた武田信玄像へと昇る人々で踏み荒らされていました。
企画者の教育委員会の担当者に聞くと「今日は特別です」と言ったていましたが、それこそ足元の芸術を知らない人々。
芝生にとっては今が一番大切な時なのです。(信玄オブジェのちょうど前あたりに確認できます
この時期、弱い部分を踏まれてしまうと根がはがれてしまう、と同時に土が締まって再び芝生が生える事が出来なくなってしまうんです。ましてや走るなんてのはもっと悪い。


廃棄発泡スチロールの武田信玄が良いのか、それとも一生懸命厳しい冬を耐えてきた芝生の新芽を見るのが良いか、それこそ人の判断でしょうがとってもさみしさを感じてしまい、コーンとパイプで通れないようにカードを張りましたがその意味が分かってもらえたでしょうか。


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