山梨大学がNEDOから燃料電池の研究に対して委託を受けた。

27日付DAILY NEDOによると、「固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発/劣化機構解析とナノテクノロジーを融合した高性能セルのための基礎的材料研究」と言う事業について、共同委託を受けたと報道があった。

国立大学法人 山梨大学
(株)カネカ
(株)島津製作所
(株)東レリサーチセンター
(株)田中貴金属工業(株)
富士電機アドバンストテクノロジー(株)
松下電器産業(株)
と共同で行うと言う事は、それなりの施設を山梨大学が提供し、様々な所から人や物が集まってくるのだろうか。
宮前町にある大学施設や八幡神社の中にある県の知事公舎を使うと言うようだが、これも楽しみな事である。
研究期間は本年より7年間にわたり、総事業費は70億円だと言う事である。
これによってわが国が世界に先駆け(アイルランドはすでに先に言ってしまったが)、水素社会を作り出すことが出来るのであろう。
いや、水素社会を作ってもらいたいものだ。

事業の目的は次のように記載されている
『自動車用燃料電池をはじめとする固体高分子形燃料電池の本格的普及のためには、コストの低減並びに性能、耐久性及び信頼性の向上という多様な要素を満たす革新的なブレークスルーが産業界より待望されており、サイエンスに立ち戻った研究開発が必要です。NEDO技術開発機構では、平成17年度から「固体高分子形燃料電池実用化戦略的技術開発」事業において、劣化メカニズム解析などの基礎・基盤的な研究を積極的に推進してきておりますが、これまでに得られた知見に基づいて、高性能・高信頼性・低コストを同時に実現可能な高性能セルのための基礎的技術を確立することが求められております。
このため、本事業では、反応・劣化機構に係る知見並びにナノテクノロジー等の最先端技術の融合により、触媒・電解質膜・MEA等の新材料研究を実施し、高性能・高信頼性・低コストを同時に実現可能な高性能セルのための基礎的技術を確立することで、固体高分子形燃料電池の本格普及に資することを目的とします。』


参考
NEDO
委託先のPDF
https://app3.infoc.nedo.go.jp/informations/koubo/koubo/FA/nedokouboplace.2008-03-25.2905717773/nedokoubo.2008-03-24.4962799533/hiper52257d19259d48a174e885b9a5148.pdf

NEDOホームページ
http://www.nedo.go.jp/index.html
このホームページはまさに時代を読むと言った感じになっていますから、一度目を通したらいかがでしょうか。
但し、PDFがとっても多くてちょっと見にくいのが特徴ですが(^_^)


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