都市計画道路整備の整備順が決定

昨日開かれた甲府市都市建設部による「道路整備順位」によると、次の通りである。
1和戸町竜王線(中央城東工区)延長780m車線数4評価点95点
善光寺敷島線(伊勢工区)延長380m車線数4評価点80点
善光寺敷島線(国母工区)延長920m車線数2評価点68点
4高畑昇仙峡線(富竹西工区)370m車線数2評価点62点、以下同順位で中小河原築地新居線(後屋大里工区)760m車線数268点、古府中環状朝原橋線(宝工区)680m4車線、住吉4丁目善光寺線(善光寺工区)400m2車線となっています。

1位の和戸町竜王線については今年度に事業説明会を開催し、事業展開を図ってゆくとしています。
この道路がすべて出来上がると甲府市中心部の交通利便性が飛躍的に高まり、それはそれは暮らしやすい街が出来上がることでしょう。


しかし、予算を聞いてがっかりです。
1位70億円、2位24,7億円、3位25,3億円、4位16億円、5位29億円、6位36億円、7位12,5億円、しめて213,5億円也。
その上1位の和戸町竜王線(中央城東工区)については平成33年までの10年をかけて工事を終わらせ、各年7億円づつの予算で行ってゆくとしています。すると次の2位の工事はその後に始まるという事、毎年ほぼこの程度の予算付けで行ってゆくので、完成までには現状で30年。もし道路特定財源などがなくなったら100年計画でしょう。甲府市内にはそのほかにも都市計画道路がたくさんあり、その他の道路については都市計画道路の解除も視野に入れているそうです。


解除と言う事は、計画決定以後今日に至るまでさまざまな規制を受けてきた住民が「はいわかりました」と簡単に引き下がるのでしょうか。
都市計画と言うのは100年の計を持って行うべしというのがかねてよりの私の持論です。
今後の甲府市が描いている都市計画についてはもっとしっかり意見を述べる必要がありそうです。


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