原発を止めると言うが

突然の菅総理の発表で、激震が走っている。
中部電力浜岡発電所についてはこれまでも数々の議論がなされてきているが、従来型のマスコミによる誘導とも思われる考えはさておき、実際に原子力発電を止めた時の想定はできていたのだろうか。
これについてはいささか疑問が残る。
仮に浜岡原発をすべて止めたら現在の中部電力の発電量からすると14%の減少になる。
しかも安全量を見越すと10パーセント程度加えた25%となり、この減少分をどうやって確保したら良いのか検討したのだろうか。
単純に火力などほかの発電を増加させるというのでは済まなくなってしまうと思えてくるのだが、菅単(菅総理が単純に発言したという意味)な数字でないのは言うまでもない。


ちなみにこちらの新聞記事をどうぞ。


もし、あくまでもしだ。停電するとしたら、優先順位を付けて電力を供給する事も視野に入れておく必要があろう。
もう一言付け加えると、「金を生みだす物を優先しよう」と言う事になろうか。
そして必需としては、医療・衛生分野が挙げられると考えている。
つまり、民生需要(家庭での電力)は極力削減し、電力依存体質から脱却する必要があると考える。
その上で、必要な部分を融通しあうと言う事になるのだろうか。


24時間営業のコンビニはいらないだろう。
夜間の学校施設開放なども、これに分類されてしまうのかな。
その代わり新たな娯楽として「星空の鑑賞会」などが登場してきそうだ。


それにしてもわずかな間だったが東京電力による計画停電は、実にいろいろ考えさせられた。


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