山梨県都市監査委員会総会

昨日は平成24年度山梨県都市監査委員会総会及び職員合同研修会が甲州市民文化会館で開催されました。
長いタイトルですが略して「山都監」総会と言うのだそうで、この様な省略語は行政関係の方々上手ですね。


役員会、総会はそれぞれ異論無く新年度の行事などが決定しました。
甲府市はずっと会長都市を続けますが、副会長都市と幹事都市は持ち回りになっています。
なぜ??と言うのは、監査委員事務局の職員数の関係ですね。
甲府市が5名専任、他では南アルプス市が2名専任、その他はほとんどが議会事務局等と兼任職員です。
つまり行政職の職員が時に応じて監査委員会職員として監査するのです。
いろいろあるでしょうがここではこれ以上の突っ込みはいたしません。
講演会では講師として公認会計士・税理士の池田昭義先生による講演がありました。
地方自治法の改正動向と地方自治監査の実務」と言うタイトルでしたが、実に興味深い物がありました。
その中では財政監査は正・否による判断を行い、行政監査は良・否による判断であるという言葉。
そして意見書の書き方について、非常に厳しい現実があるという点など、実に参考になりました。
中でも「会計のあるところ誤謬(ごびゅう)と不正は必ずある」と言い切っておられました。
その通りだと思います。
私もよく言うのですが、「会計は性悪説、人間は性善説」で当たるべしと。


担当する職員の方々には耳の痛い講演でしたね。


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