トヨタの車は雪に弱いのでは

プリウスに乗ってからすべての気象条件を体験した。
晴れ、暑さ、雨、寒さ、雪といった具合にだ。
結論から言うと、トヨタの車は実に雪に弱い気がする。


私がトヨタの車に初めて乗ったのは約40年前の「アローラインと言われていたデザインのコロナ」で、これはちょっと古すぎて記憶が無い。
その次が30年ほど前に乗った「ソアラ」、そして今回のプリウスだ。
ソアラの時はスキーに夢中だったが、ゲレンデにたどりつくまでに随分と苦労した記憶がある。
雪が降るとフロントガラスの脇にワイパーで雪がどんどん重なってくる。
走りながら窓から手を伸ばして取ったなんてことも記憶に残っている。
今回のプリウスでも同じ事だった。始末が悪いのは、フロントガラスの脇が袋状になっていて雪がワイパーで落ちてくれないのだ。
その上、以前も同じだったがフロントウインドウのデフォッガーが弱く、しかもヒーターと一緒に動くと言う事が無いのでどうしてもフロントガラスの曇りを専門に取るか、あるいは室内を暖めるかのどちらかを優先しなければならない。
走っていると次第にフロントガラスの周囲が着雪で曇りはじめ、それが次第に広がって視界を妨げてゆく。
なんだかだんだん寂しくなってきて、デフォッガーを使うと今度は室内が寒くなってしまうという悪循環が続くのだ。
しかもフロントへ暖かい空気を送るのにどうも中心へ偏っていて、本来ならば溶かしてほしいワイパーが留まっている合う足りの雪が解けない。しかもフロントウインドウの左右に至っては雪は積もってゆく一方となってしまうのだ。



きっと愛知県に研究所があって、暖かい環境で試作車が作られているに違いない。
雪が降る環境は確かに年間ほんの数日である、しかし厳しい気象条件の時に心が和むのが車内環境ではないのだろうか。
トヨタさん、お願いだから雪の降る日も快適な車づくりを考えてください。



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