おはなはんを知っていますか

nonaka122009-02-03

おはなはん」は、1966年4月4日(昭和41年)から翌1967年4月1日にかけて1年間放送されたNHK連続テレビ小説です。タイトルの音楽はいまでもしっかり覚えています。物語はあまり記憶にないのですが、その舞台がこの愛媛県大洲市だったとは知りませんでした。でも主人公は樫山文枝さんだった事は覚えています。たしか驚異的な「お化け番組」で、調べたら平均視聴率は45,8パーセント、最高で56,4パーセントだったそうですから、これはすごい数字ですね。「おしん」とどっちがすごいのでしょうか。あとはウィキペティアにリンクしておきますから読んでみてください。

この大洲という町はかつては木蠟・繭の産地として知られた所で、これらの品を貯蔵するために白堊が建てられたと看板に書いてありました。肱川を使うとここからは直接水運で運び出すことが出来たのでしょう。こじんまりしていますがそれなりに機能が充実した町です。そしてここに残っている街並みを改修復活させ、観光地として売り出そうという試みだと思いますが、水路の改修や堤防にも細かな配慮がなされています。「まちの駅」として物産館も新築され、食事処も併設されたこれら施設は、今後の「おはなはん通り」の起点として観光客に喜ばれる事でしょう。またこの大洲市は「鵜飼」でも有名だそうで、この通りを川に向かって進んでゆくと周りがラバーで囲まれた水門があり、その先に鵜飼用の船が舫いで繋がれていました。おそらくその川辺がシーズンになると1万人もの観光客でにぎわう鵜飼の名所なんでしょう。


甲府で言うならば「甲州夢小路」でしょうか、この様なポイントが増えてくることによって街全体の魅力が一層増してくると感じました。しかし、四国は遠い。そこへいくと甲府は首都圏1,200万人のオアシスとなり得ますから発想の転換が必要でしょう。

近いうちにこの蔵もきちんと修復されることとなるのでしょう。写真中奥に大きなやぐらが見えますが、これは神社の灯篭だそうです。


そしてこの道の先が「臥龍山荘」と続いています。


四国を訪れる事があったら是非寄りたい町のひとつです。



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