今朝の新聞で

昭和町区画整理事業にかかわる商業地域集積の話題が載っていました。

この中で複合商業施設の規模は、近隣の最大級といわれている「ヨーカドー」のおよそ2倍の規模となる見込みとしている。そのほか私の知りえる範囲では、180近い専門店のショッピングモールができる予定だそうで、その売り上げ規模は中核のイオンで100億円前後、モールでの売り上げ規模は3〜400億円という予定だそうで、2008年にこの施設ができると甲府市中心街は「破壊」が起きるとして甲府商工会議所などが許可の見直しを県に求めていた。
しかし、県は「平成3年から計画されているこの事業は、現在の法律などの規制では制限できない」として、すでに許可をおろしてしまっている。

甲府市中心市街地の再生に向けて居住促進に対して、集合住宅1部屋当たり50万円の補助を出してマンションなどの建築を推進してきている。しかも中心商店街の活性化に対して、宮島市長率いる甲府市役所は産業部を先頭に一生懸命努力してきているのだ。
しかし、今回の山梨県の決定は、このような努力を水泡に帰してしまうこととなるのが理解してもらえないのだろうか。
実に残念な許認可事務である。