ここまでに感じた事

東日本大震災が起こり、今までの選挙活動が一変してしまった今回の選挙。
一生懸命に回って歩いて感じた事は、「沈滞」の一言ではなかったろうか。
でもその中では、この甲府でも新しい動きがあるんだと言う事でした。
17日に予定されているチャリティー青空市場では、東北を応援しようと言う事で東北産の若鳥を探してワインで蒸した料理を出すという。
この様な若い経営者がいる事がとてもうれしかった。
今我々が出来ることは何だろうという新たな問いかけが始まりつつあるのだ。
沈滞ムードで消費が滞ってしまうと、被災地だけでなく、日本が沈ん没してしまう。
祭りだ。
そもそも祭りとはこの様なムードを吹き飛ばす意味もあるのだから。
東北3大祭りは今年はすべて実施すると言う。
だから多くの人々に来てほしい、そして励ますと同時に活性化した他の地域の経済で被災地を支えてほしいという願いが込められている。


そんな新しい思考が甲府のまちにもあるのだ。
そのように考えて行くと、遠巻きに「がんばれ」と言っているだけの旧来型の支援が歯がゆく感じてしまう。
幸いにして被害がなかった甲府市には、今だからこそ一生懸命我が国のため仕事をしようという気概のある人々がいるのだ。
捨てたもんじゃない、若い経営者達。


首都圏の吉野家では、外国人のアルバイトが大量に辞めて行ったそうだ。
しかしこの国が母国の日本人たちは、ここで踏ん張るしかない。
出て行った人たちには気の毒だが、もういらないと言ってやろう。
賃金が安いからと言って、そのような安易な気持ちで日本に来ている人々に、何も学ばせることはないとさえ感じてしまう。


もういい。
価格第一主義を止め、自分たちの事は自分たちで完結させよう。
これこそ今まで私が言い続けてきた「自分たちのまちは自分たちで作る」という街づくりの原点ではないか。



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