すばらしい仙台市営博物館
この博物館は昭和26年に仙台伊達家から寄贈された資料群(伊達家寄贈文化財)の保管・展示・研究のために、仙台城三の丸跡に昭和36年に開館しています。
今回目にしたのは昭和61年には同地に全面新築されたもので、その後平成13年に国宝に指定された慶長遣欧使節関係資料や、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織、豊臣秀吉所用具足、三沢初子所用帯などの他、仙台伊達家からの寄贈資料をはじめ、江戸時代の仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など約8万点を収蔵している施設なのです。
全くどこかの博物館とは大違い、始めに入れるものがあったんですね。まあ、全く無くても借りてくりゃ良いかとばかりにどんどん作ってしまう。あ〜とため息が出てしまう博物館でした。
大体建物の横にあるちょっとした植え込みだって「風情」があるんですよ。
ねっ粋な庭でしょ、その上ここは博物館の外、喫煙場所の眼前の景色なんですよ。
ちょっとみえにくいんですが、右のほうには伊達正宗公のモチーフがあって、全体のイメージは杜の都。こういうのを歴史ある文化というんでしょ、きっと。
ちなみに入館者は平成12年275.640人、平成13年153.986人、平成14年141.921人。去年はおよそ18万人で、企画によって毎年変わりますと書いてあるんです。
しかも出来てから45周年、45年もへて未だにこれだけの方々で賑っている。もちろん子供の一部を除いて全て有料です。ここでもどこかの博物館とは大違い。
しっかりして欲しい物です。