甲府駅北口の色が見えてきた
本日の山梨日日新聞甲府版に囲み記事で掲載されていました。
以下引用
甲府駅北口グレーに統一
「シビックコア地区」協議会で決定
舞鶴城景観と調和重視
JR甲府駅北口再開発で官公庁や情報産業を集積させる「シビックコア地区」の第2回関係者連絡協議会が20日、甲府・中央消防署で開かれた。景観の調和を重視し、市が整備する駅前広場の石張りとペデストリアンデッキ(歩行者用デッキ)の色調を、グレー基調で統一することを決めた。
市都市建設部によると、同地区へ移転するNHK甲府放送局が茶系、国合同庁舎がグレー系の建物となる予定。連絡協では、統一する色として茶系も候補に挙がったが、最終的に、同地区に隣接する舞鶴城公園の石垣や屋根瓦、しっくい、武田神社境内から駅前広場に移築し、墨と白に塗り直している藤村記念館の色合いに合わせることにした。
歩道を明るいグレー、広場を濃いグレーを基調とした3色の御影石張りにする。街並みに原色を使わない方針から、歩道の点字ブロックは従来多くみられる黄色ではなく、白の御影石張りとする。周辺に建てられる民間の建築物にも、原色を使わず淡い色彩を採用するよう協力を求める。
また、同地区内の公共的施設の景観形成基準について、(1)圧迫感のないよう道路から建物壁面までの距離を広く取る(2)外壁や屋上に設置されるタンクや空調の室外機などは露出しないよう覆う(3)緑化に努める−などを定めた。
同地区は広さ8・1ヘクタール。市が駅北口に駅前広場やロータリーを整備し、新県立図書館なども立地する。
以上引用終わり
この地域では甲府城跡があり、400年間市民を見守ってきました。また、来年3月には建築当初の色彩に復元される藤村記念館が開館予定(あくまで予定です)、と言う事になれば図書館などの外壁は自然とこれらの歴史的文化財に合わせざるをえませんね。聞くところによるとNHK新甲府放送局は外側は板張りになるという話も出ています、そのうえ東京ガスのガスホルダーも新しい色になっていますから、当然この色は想定できる事となります。
私もこの色調に賛成します。今後は甲府駅北口まちづくり推進委員会の方々や地元の商店の方々に外壁の修繕などでリフォームする時などに協力いただくこととなりそうです。