参議院議員補欠選挙

間もなく10月8日告示、25日投開票の参院神奈川・静岡補選が鳩山政権初の選挙として注目されている。実際就任以来着実にマニフェストを実行しようとしている姿が国民からは非常に良い印象で捉えられているので、野党となった自民党は苦戦するだろう。民主党は2議席とも獲得し、参院会派の単独過半数掌握に布石を打ちたいだろう。野党に転落した自民党にとっても、今月28日に決まる新総裁の初陣となるこの選挙は全力で立ち向かうべき選挙である。
ただし、衆議院議員選挙の時のように、単に誹謗中傷だけではとても勝てる見込みがない。


そこで、衆議院議員選挙で一番感じた事は、「なぜ自民党は次の点を正さなかったか」である。
その1 鳩山首相外国人参政権容認論者であるが、これを我が国で行おうとすると<憲法違反>となる可能性があり、もし許せば外国からは笑い物になってしまう。実際人口が1万人程度の町村へ7千人程度が移住したらどうなるか、市長選挙を行えば場合によっては市長はキムさんになってしまうだろう。
実際民主党小沢一郎幹事長は来年1月召集の通常国会中の法案取りまとめに意欲を示しているのだから始末が悪い。

その2 アメリカと対等にやってゆく事が出来ると鳩山首相は言っているが、「友愛」では解消できないことだらけではないか、しかも中国の胡錦濤国家主席は、鳩山首相との初会談で行った5項目提案の中で、気候変動や環境保護、エネルギーなど地球規模の課題を具体的な協力テーマとして強調してはいるが<冷やか>である。本気で友愛を説くならば「日本は国際収支はゼロベースでよい」ぐらいの発言がないと、信じてもらえないのではないか。そうなれば国内は一気に活性化するだろうが、ODAやその他の支援もしないという事だから、限りなくモンロー主義になってゆくのだが。

その3 道路財源を徴税しないというならば、一般会計で20兆円程度の道路予算を計上する必要が生じてくるが、我が国の一般財源は80兆円そこそこしかない点。


以上3点を正しながら、我が国の行く末を議論していただきたいものである。



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