甲府の夜景はやっぱりきれい

nonaka122010-02-28

昨日甲府の夜景を見る会主催のツアーが行われ、またまた私がガイド役。
もう何度目だろうかこのツアーも。
そこで今回は「地元の夜景を楽しむ方法」と「なぜ夜景はきれいなのか」と言う2つをタイトルにガイドさせていただきました。
まず最初の「地元の夜景を楽しむ方法」とは。
簡単な事ですが、まず目印になるものを探し出すことからはじめます、その次にそこから延びる道路を探し出して明かりが集まっているポイントを定めてゆきます。この繰り返しで昼間見る景色とずいぶん違って町が見えてきますね、甲府の夜景ではこの道路に「北バイパス」を選び、もう1本「甲府バイパス」を選びます。この2本を結びながら町の姿を見てゆくと意外なところが暗かったり、なぜこの場所がこんなに明るいなどの新たな発見が飛び出してきます。
その後は今度昼間にいる場所からこの夜景を見た場所を探し出してください、これで一粒で2度楽しめる夜景ツアーが完成します。

次の「なぜ夜景はきれいなのか」ですが、これは人間の視界の中で広がる遠近法が夜景を見ているときは麻痺してしまい、景色が立体であるにもかかわらずすばらしい平面となって押し寄せてくるからです。
白熱灯の明かりより水銀灯やナトリウム灯の明かりのほうがはるかに光量が強く近くに見えてしまうので、自然と遠近感が薄れてしまうからです。火事は近くに見えると言う言葉もあるように、意外と知らない世界ですね。その上夜景はこのおかげで人間が持つ本来の能力を錯覚してしまうので、一時的にパニックになってしまうのでしょう。そうなったら安全であれば感覚は研ぎ澄まされて美しいものがより美しく見えてしまう事になるのでしょうね。
ちなみにタイトルの写真は和田峠から、文中の写真は健康の森からの夜景です。


これはあくまで野中理論です、信じる方には幸せが来るでしょう。
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何度見ても甲府の夜景はきれいです。