次世代廃棄物処理技術基盤整備事業

と言う制度がある。
ちなみに東京ガスではこの制度の認定を受けて、学校給食の残さ(生ゴミ)を使い、バイオエタノールとバイオガスを発生させてそれぞれ再利用すると言う施設を今年から実証実験すると言う。
これは実証実験が始まったら、すぐに見学させていただくこととしたい施設である。


以下東京ガスプレスリリースによる

1.実証試験の概要
 江東区内の小中学校給食ごみを主体とした生ごみ(一日あたり200kg)を粉砕し、酵素を加えて糖化します。これにより生ごみ中に含まれるご飯やパンなどの炭水化物が糖に変わります。糖化した生ごみは搾って液分と固形分に分け、液分については発酵により、バイオエタノールを回収し、残りの固形分やエタノールの蒸留廃液等からはバイオガスを回収します。
 本実証試験は、規模が小さいため回収されたエタノールは学校教育用などに、バイオガスは発電(9.9kW)・ボイラで利用して、施設内の機器の運転やエタノールの蒸留に用いるなど、地産地消の実現を図る予定です。

2.バイオエタノールとバイオガスの回収量
 回収量は、ごみの性状によりますが、1日当たり、バイオエタノール(濃度90%以上)5リットル、メタンガス20m3程度を目標としています。

3.実施場所
東京都江東区潮見一丁目29番7号
江東区清掃事務所及び江東区環境学習情報館“えこっくる江東”の敷地内です。

4.実証試験の開始時期
 実証試験施設は、試運転期間を含め、平成20年2月中旬頃に完成しますので、その後、学校給食ごみを搬入し、実証試験を開始します。


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