地籍調査における出来事

「筆界未定」と言う言葉をご存知でしょうか。
これはお互いの土地の境界線が定かにならず、地籍調査において境界線が引けないという事態のことを意味します。
この事態になると。
1-自分の所有地の売却が不可能になります。
2-金融機関の担保に入りません。
3-将来、老後を「リバースモーゲージ」(自分の不動産を担保に老人ホームなどの施設に入居すること)が出来ません。
4-自分の子供たちが将来その土地に新築・増改築しようと思っても建築確認及び資金調達ができない事態になってしまいます。

などの不都合が生じてしまうのです。しかも税金だけはしっかりとかかってゆくのです。

これを防ぐには隣人が存在する場合は裁判となったり、筆界特定制度を利用したりすると出来るのですが、当然お金がかかります。(30〜100万円以上)
しかしもっと複雑なのは、相手が不明の場合です。
この場合は、裁判所に清算人の特定をして頂くこととなるのですが、実に厄介な問題がはらんでいます。


現在甲府市内においてこの事態が発生しそうなケースがあるのですが、何とか筆界未定にならないよう食い止めるために昨年来奮闘しています。
今後の事態についてはホームページか、このブログでお知らせしてゆこうと思います。現在一定の方向が出つつありますので、ここまでの報告をさせて頂きます。


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