小学校の適正規模化一部見直し

小学校の適正規模化に関わる基本方針の一部見直しが行われ、新紺屋・北新小学校及び朝日小学校に対する従来からの指針が変更になりました。
わかりやすく表すと
従来指針
『新紺屋・朝日・北新小学校は、何れかの学校において、1学年の児童数が30人を下回る状況が複数学年に出現、または確実視される場合には、早急に適正規模化を図る。』
としていました。現在の状態では新紺屋小学校はこの条件に合致していますので「見直し」となってしまいます。


新しい指針
『 新紺屋小学校、朝日小学校及び北新小学校は、甲府駅北口の再開発の動向、県営塩部団地の居住状況、北新3団地の建替え計画等を考慮し、存続する。 』
と言う事で、新紺屋小学校は現在の状態のまま継続することとなりました。


実はここに至る前に一度方針変更をしています。
当初方針を決めてからおよそ1年半後ですが、『当該地区には駅北口の再開発や大型マンション等の建設が進行しており、これらの開発がどの程度児童数に影響を及ぼすのか、今後、ある程度の期間をかけて開発動向や児童数の推移・実態を把握し、適正規模化を推進していくものとする。』
と言うように変更しているのです。


実は北新小学校は国有地の上にあり、毎年借地料を払っているのです。しかも建設年度は甲府市で最も新しく、その理由が相川・新紺屋・朝日の各小学校児童が膨れ上がり、分散化するためにこの地へ北新小学校を作ったという事です。


それはともかく、今回の北新3団地建て替えで、このあたりの人口が現在より増加することが予測されます。今度は少し先を見越した方針であってほしいと願うほかありませんね。



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