大雪の後始末

nonaka122014-02-25


本日は市長、私、危機管理対策監、産業部長の4名と担当職員で、今回の雪害に対する現地の様子を視察してきました。
最初に向かったのは上曽根町のナス農家のハウス。
いずれもつぶれたり倒壊していました。

次が小曲町のイチゴ農家、ここでは大型のハウス(この辺りで2番目に大きいもの)が真ん中でグニャリ。無残な姿をさらしていました。

そして東下条町のトウモロコシ農家、ここでも3重のハウスが倒壊。

今井町では花きの農家のハウスを見ましたが、これも真ん中に力がかかったのでしょう。
そして小瀬町ではイチゴ農家。この農家は後継者が夜中の12時過ぎまで雪下ろしをしていたのだそうですが、腰の高さを超える雪で歩いてゆくだけで汗と雪で体がびっしょりになってしまったそうです。


最後は向町のブドウ農家。
まだ移植して2年目のシャインマスカットは幹から折れ曲がり全滅だそうです。


皆さん夜を徹してハウスの雪下ろしをしたそうですが、こんなに降った事は無いというのが共通していました。
これはまさに天災です。
特にブドウなどの果実は成木になるのが5年はかかります。
その上倒壊したハウスの撤去は費用も人手もかかってしまいます。


県内でも60パーセント近い農家の方が「これを機会に農業止める」と言っています。
それでは農業王国山梨はどうなってしまうのでしょう。
甲府市内でもこれだけの被害です。
「我々もしっかり対策立ててまいります」
と、市長からの励ましの言葉。


それでも回った農家の人たちは「再建したいが時間がかかる」
と言ってくださいました。


頑張れ、甲府の農業


本日の1枚は
甲運地区のJA甲府の集荷場は雪で崩れていました。


最後は善誘館小学校の校庭で、校舎よりも高く積み上げられた雪の山を見てきました。
うーーん



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