万引きしても議長を辞めればそれで良し

というおかしな事件が県内ニュースを騒がしている。
読売新聞山梨版から抜粋記事
『スーパーでドリンク剤を万引きしたことが明らかになった中央市議会の河西俊彦議長(72)は6月定例会最終日の26日、議長職の辞職願を提出し、承認された。直後に市議から辞職勧告決議案が提出されたが、否決された。河西氏は閉会後、「反省しているし、すでに社会的制裁を受けた。今は辞めるつもりはない」と話した。』
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その後一人の議員が緊急動議で辞職勧告決議案を提出、しかし20人中10対10で議長裁決となり、否決されたとしている。
甲府市議会のくじ引きで決着とは異なり、この場合は議長(この日は副議長が議長を務めていた)が当初採決に加わっていなかったのでくじではなく、議長が決定権を持っている。


それにしても1人の議員が言っている「万引きしても謝れば済むでは、子供たちに何と説明したらよいのか」という言葉は実に重みがある。
万引きは立派な犯罪で、つい先日は甲府刑務所の刑務官が万引きして解雇されていることを見てもわかるだろう。
しかもテレビで見た最初の報道では「忘れた」などと言っていた議長だが、最終的には罪を認めたようだ。
地方議会に所属する私のところへも、「議員のモラル」という問題で、きっと火の粉が降りかかってくるだろうな。


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